肺癌 予防・治療法

予防

肺癌は、「こうしたら絶対に肺癌に」ならないということはありません。ですが、肺癌になりにくくするということはできます。肺癌を予防するには、危険因子を避けることです。危険因子とは、タバコや大気汚染された空気、アスベストなどがあります。

特にタバコと肺がんの因果関係は深く、煙の中には有害物質が多く含まれています。その煙を吸うことにより、肺癌の危険性は高くなります。また、タバコは吸っている本人だけではなく、周囲にいる人も受動喫煙によって肺癌の危険性が高くなります。禁煙は「禁煙以上の予防法はない」といえるほど、肺癌リスクを低くします。

排気ガスなどで汚れた空気も肺癌の原因になります。マスクをするなどして汚染された空気を吸わないようにする、運動する場合は、車の排気ガスなどがひどい場所は避ける、など小さなことに注意すると良いのではないでしょうか。

最近問題になっているアスベストも、肺癌の原因になります。現在の環境ではアスベストによる肺癌の発症は考えられません。ですが、過去にアスベストを扱う職業に就いていた、アスベストの舞う環境で作業していた人は、肺癌のリスクが高くなります。

危険因子を避ける以外の予防法として、日常の生活習慣、食生活が重要になります。野菜や魚を中心に、良質のたんぱく質やビタミン・ミネラルなどをバランスよくとることが大切です。特に緑黄色野菜などは、細胞の癌化を防ぐ抗酸化作用があるといわれています。脂肪分・塩分の取りすぎは、生活習慣病を招くだけではなく、肺癌の危険性を高くします。また、適度な運動をする、ストレスはためないなど、肺癌以外の生活習慣病予防が重要になります。