肺疾患
気管支炎
気管支炎とは、気管や気管支の粘膜が炎症を起こすことで、細菌やウィルス、硫化水素や塩素ガスなどの科学性刺激ガスなどが原因で起こります。インフルエンザなどの合併症として発症することが多い「急性気管支炎」と、慢性的な咳や痰が3~6か月続き、一度治っても再び発症し、何度も繰り返す「慢性気管支炎」があります。
急性気管支炎は、風邪やインフルエンザの合併症として起こることが多く、激しい咳と痰が出ます。風邪は喉の咽頭部より上で炎症を起こすのに対し、気管支炎は喉の咽頭部より下の気管支部で炎症を起こします。性気管支炎の原因となる風邪などの合併症が治癒すると、気管支炎も治まります。
慢性気管支炎は、肺や気管支、鼻から喉の咽頭にかけて病変がみられず、慢性的な咳や痰が3か月以上続きます。慢性気管支炎の症状は、粘着性のある痰が絡む咳が特徴です。肺気腫などの合併症がない限り声明に甚大な被害を与えることはありませんが、長期の炎症による呼吸不全を引き起こすことがあります。
慢性気管支炎の原因ははっきりしていませんが、喫煙、大気汚染された空気、アレルギーなどが関係しています。また、女性より男性の方が慢性気管支炎にかかりやすいといわれます。
慢性気管支炎の治療法として、痰を切れやすくする去痰薬、気管支を広げ呼吸を楽にする気管支拡張剤などの対処療法がおこなわれます。対処療法が主な治療法のため、根治は難しく、これ以上の悪化を防ぐことが必要になります。予防・対策として、禁煙をする、汚れた空気に接する機会を減らすことなど、極力きれいな空気の中で生活するようにしましょう。